Doki Doki Literature Club プレイしました

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海外産の和風ギャルゲーです。ふつうのギャルゲーっぽい感じですが、ちょっと変わったシステムがあって、一日の終わりに単語を選んでポエムを書くというパートが入ってます。といっても全20問のアンケートみたいなもので、選んだ単語によってどのヒロインの好感度が上がるか決まってて、誰が一番好感度上がったかによって次の日の個別イベントが決まるという感じになってます。

ヒロインはメイン3人で、幼馴染の Sayoriツンデレロリの Natsuki、おどおど系クールの Yuri がいるんですが、彼女らが喜ぶ単語で彼女らのキャラクター性が表現されていてなかなかおもしろいです*1

エンディングまで見るのにやや飛ばし気味に読んで3時間くらい。英語なのでじっくり読むともうちょっとかかると思いますし、あとは選択肢次第ではもうちょっとボリュームあります。

全編英語なので英語が読めないとけっこうきついです。たぶん日本語化パッチとか出るとは思いますが、とりあえず英語読める人はぜひプレイしてみてほしいです。

注意点としては、「精神的恐怖」とかいうタグがついてるのは間違いでもなんでもないし、起動時に「このゲームは子供や傷つきやすい人はプレイしないでね」っていうふうに警告が出ます。これは脅しでもなんでもなくて「精神的恐怖」タグつくゲームだと思ってやるとよいと思います。

プレイした総評としては、よい体験をしたと思っています。


ネタバレってほどじゃないけどちょっと下のほう、想像がつきそうなこと書くので読みたくない人は回避してください。古の手法文字白色化も併用しておきます。大したことは書いてないので肩透かしとか言われてもそれはしょうがないんやで。





































こういうゲームは過去にもいくつか発表されていて、類似の演出手法をとっている作品がないわけではないので、その点において特別新規性のあるゲーム、というわけではないですが、その手法によって表現しようとしたことについては充分に評価できると感じています。個人的に好きかどうかはおいておくとしても。






































ぼくは Sayori が好きです。初見は Natsuki、プレイ中は途中まで Yuri だったんですが、三日目で Sayori が愛おしくなりました。それまで Yuri を選んでなければ……と思っていたんですが、その考えも甘かったかな……このゲームは「精神的恐怖」タグついてるゲームなんだよ、ということを本当の意味で思い知るのは二周目のプレイからでしたね……。






































ここまで反転文章読んでもまだ核心には触れてないと思いますが、興味があって英語を読める人はネタバレ食らう前にやることを推奨します。「精神的恐怖」タグついてるとか起動時の警告文とかあらかじめ予告されててもクるものはクるけど、何も知らないところから体験したほうが絶対によいので。

こちらからは以上です。

*1:ところどころ「これは?」ってなる単語もあるけど、ひととおりプレイしたら納得できると思います