桜花賞と皐月賞が終わって

皐月賞の展望は特に書かなかったんだけど、なんだかんだダノンザキッドとエフフォーリアは強いだろうと見ていましたが、勝ったのはエフフォーリア、ダノンザキッドはちょっとよくわからない負け方、ほか推してたタイトルホルダーが頑張って2着、道悪では強そうだと感じたステラヴェローチェが3着、という感じで、概ね予想した結果だったかなと思う。アドマイヤハダルは道悪は分が悪いと見ていたのでステラヴェローチェに迫ってきたのを見て地力の高さを実感。ダービーでは侮れない存在になったと思う。

昨年に続いて今年も無敗馬が桜花賞皐月賞を制し、強い馬が順当に勝っているという感じにはなっているものの、ソダシにわずかに敗れたサトノレイナス弥生賞でダノンザキッドを破ったタイトルホルダー、実力上位の馬がオークスやダービーで巻き返しはあるだろうと思っている。

とか思っていたらサトノレイナスがダービーを目指すとのこと。昨今の牝馬の実力は牡馬と比べてもそれほど差はないと思うし、サトノレイナスの強さはGI級なのは間違いないので、もしかしたらもしかするかもと思う。血統的に府中は舞台があってるだろう。ただそれでいくと牡馬も府中向きのメンバーが揃ってるし、まだ何が起こるかわからない。

クラシックはここからが本番。引き続き楽しみ。


ところで次は天皇賞なんだけど、春の天皇賞はレベルが低いと言われていて、勝ったフィエールマンも相手が弱かったから勝っただけでこの馬は強くない、と言っている人を目にしたりする。去年の秋の天皇賞を見ればフィエールマンが弱いとはならんやろ、と思うけど、実際春の天皇賞の価値が昔に比べて低くなっているような気はする。気がするだけで国際レーティングでは55位で、超長距離GIとしては世界で一番格が高いレースになっている。去年のランキングだとグッドウッドが69位なのでグッドウッドよりも上。菊花賞英セントレジャーがともに60位、愛セントレジャーが93位。まあ去年は海外はコロナ禍の関係もあって例年よりレーティングが下のレースも多く、一概にいえない部分はあるが、しかし毎年100位以内に入る程度には格の高いGIではある。

今年はメンバーも揃っていて実力も拮抗しているからどうなるかは未知数で、面白いレースになるんじゃないかと思っている。個人的に一番好きなGIなので盛り上がってほしいし、今年は盛り上がりそうだなと思う。ケチつける人はいつでもいるので気にしないほうがいいと思っている。

こちらからは以上です。