一日遅れで今年もまた一年の無事を祝う

昨日は一日仕事をしたりなんだりでブログを更新するのを完全に忘れていたが、毎月4記事ずつくらい書くようになってから思ったのは、毎日3000字ボリュームの内容があるわけでもなく、数日前に記事を書いていればひねり出さないかぎり書くことがない、という気付きで、日記を続けるのなら400字程度で続けるのがよかろう。紙の日記帳に書くならそれでもまだ多いのではないかとも思う。

昨年からの一年の振り返りとしてはそれなり書くことがある。
幻葬再演を完結させ、サークルとしては明確に終わりのあるゲームをはじめて世に出すことが出来た。サークルを作ってからずいぶんかかってしまったが、よかった。まだ小さいものを出せそうなので夏には出したいと思っている。進捗がないまま5月も終わろうとしているが、まあなんとかやっていきたい。

競馬は一昨年の菊花賞以来継続的に見ている。昨年の2歳秋の重賞の頃から応援しているソダシやユーバーレーベンが今活躍しているのを見るのは嬉しいし、今年もこれから新馬がはじまって、来年のクラシック候補が出てくるかもしれない。楽しみが多い。

コロナ禍で外出機会が減って運動不足気味で、体力は確実に落ちているし、それに起因する体調不良も増えた。真面目に運動するようにしないと来年無事を祝えるかどうか、という危機感はあるが、きょうもこうして雨が降っており、外に出るのは億劫だなあとなる。散歩くらいは続けたい。

ツクールMZのプラグインを作るにあたってTypeScriptの型定義を自分で用意しようとかいろいろやろうとしたが、途中で面倒になって投げ出して10ヶ月、他の人が型定義を用意してくれてたりしてて、それ使えばいいかなと思わなくもないが、importしないと使えなかったりで、これだとあまり便利ではないよなと思ったりするし、厳密でもない。ツクールのプリセットのクラスなどはグローバルに暴露されているので、importしようがしまいが型が存在する。しかしimportして使うとなると、importしていないがツクールにはすでに存在する型とプラグイン内であらたに定義した型が衝突していても、エディタはなんのエラーも返さない。これが望むものだとは思えないから、d.tsファイルとして用意して読み込んだらグローバルに定義されるほうが正しい。

ツクールのプラグイン開発ってJSは使っているもののフロントエンドの知見がそのまま適用できる世界ではないと思っていて、とはいえフロントエンドの知見で改善すべき点も多いなとも思う。ツクールMVのプラグインを書くときは自前のビルドシステムを使っているのだが、それを先日再構築した。Lerna+TypeScriptという構成から、Yarn Workspace+rollup.jsという構成に変えた。rollup.jsはIIFE形式の出力に対応していて、ツクールのプラグインに最適な形だと思う。ESNextの時代だからなんでもかんでもESNextスタイルでやればいいというのは違うと思っている。

ティラノスクリプトプラグインも基本的にはこれと同じ考え方でよいと思う。KAGというオブジェクト内に閉じてはいるが、KAG自体はグローバルに定義されている。プラグインはIIFE形式で書いて、IIFE内に処理を記述して、IIFE内でKAGオブジェクトのプロパティにセットするというのを基本にしたほうがいい。

ティラノスクリプトプラグインもTypeScriptで書けたいが、ティラノスクリプトの型定義は今のところないと思うので、やるとなると自分でやらないといけなくてちょっと気が重い。

JSが書けるとティラノスクリプトもツクールもSRPGスタジオも全部JSでいけると思いきや、ティラノスクリプトの描画はDOM、ツクールはWebGLSRPGスタジオはJSエンジンが違う、というのもあって、JSだから何でもOKという感じはない。ないが、ビルドシステムの考え方は基本的にTypeScriptやESNextで書いてIIFEで吐き出すという流れになるので、ビルドシステムの上では同じように開発できると思う。いまのところSRPGスタジオはあんまり考えていないが、そういうこともできるなと。

作る側の話をしてきたが、遊ぶ側の話も少し触れておきたい。
死神教団は買ってない。死神娼館よりはコンセプトは明確そうだが、体験版をやったかぎりでは、SLGパートは領地貴族をやるほうがたぶん面白いと思う。ガワはキャラっぽさを意識してるんだけどなんかいつもズレてる感じがする。
領地貴族今やってもけっこう面白く、これでもうちょっと作り込みに深みがあればと思うが、開発期間をいたずらに伸ばしてもとも思うし、難しいところがある。
ソフトハウスキャラはもう解散してしまったが、メインプログラマの方はゲーム開発は続けていく、チームを作ってやっていくということとのことで、今後の活動を楽しみにしている。ソフトハウスキャラ以外の形であってもイズムが続いていくことはうれしい。

7センチのぞんびっ娘アイランドは南国ドミニオンっぽい雰囲気のゲームだったが、これはけっこうキャラっぽいイズムを感じていて、エッセンスを理解して作ってるなと思った。夏に出る予定の私を育てなさい!はウィザクラっぽく、体験版を触った感じはけっこうよかったので楽しみにしている。

同人ゲーム界隈でキャラっぽいエッセンスを感じられるゲームが出てくるのはうれしいが、それは俺も作りたいと思っていたし、作っていきたいと思う。

星詠みの神託も楽しみ。

と、ひねり出せば書けることはあるなというくらいのボリュームになったところで今日の話は終わり。

また一年無事に過ごせるようにやっていきたい。