あけまして

もう一ヶ月経つやんけおめでたい頭だなございます。

とりあえず生きてます。休日にゲームするくらいの時間はある。

最近は仙郷物語っていう中華ファンタジーの世界観の牧場物語風のゲームをやっていました。ゲーム内時間で1年遊んだ感じでは、やることはたくさんあるけどゲームの進捗はなんか進みが鈍いというかサクサク進んでいく実感がないなという印象のゲームです。操作性もいまいちよくなくて、全体的に気持ちよさが弱いです。それでも基本的な要素としてはわりとしっかりしていて、コストとゲインのバランスは破綻していない程度にはなっているし、時限クエストも初見だとギリギリでゲーム知識が身につくとこなせるという具合。ただもうちょっとサクサク拡大再生産できるほうが楽しいですね。ゲーム時間半分くらいに圧縮したほうが、体験が濃くなるはず。今は薄めたカルピスというより、水にカルピスの源液をちょっと垂らしただけ、という味わい。

翻訳は読めるけど味はしなくて、キャラに愛着が湧きづらいです。キャラ自体の味付が悪いわけではなくて、セリフ回しでそこがちゃんと表現できてない。李夢卿は個人的には結構好きですし、宋煙瞳はストーリーがちゃんとしているっぽかったのでわりと感情移入しやすいほうだと思うんですが、口調がめちゃくちゃなのでそのたびにスンってなる。英語でプレイしたほうがいいのかもしれん。でも英語だと雰囲気損なうと思うしな……。まあそもそも好感度のたまりが遅すぎ、好感度を稼ぐために最も効率的なプレゼントアイテムは多くのキャラで特定の節気に限定で専用の通貨を使って買う必要があり、その通貨の入手は実質的に上限があり、先述のとおり拡大再生産みがにぶいので金でプレゼント買って配って仲良くなるみたいなのが難しい。仮に毎日プレゼントしたとしても一年で好感度レベル2いくかなくらい。それでイベントが起きてもだいたい3往復くらいの会話で終わるので、もうちょっとキャラを好きになれるゲームであってほしかった。仲良くなってもなにか変化が起きるかというとそうでもなさそう。正式リリース前よりはいろいろイベントとか実装されてるらしいんですけどね。

アイテムとかの用語のワーディングは日本人が読みやすいようにローカライズしている感じですが、せっかくの中華ファンタジーなんだからもっとゴリゴリに中国語で攻めたほうが雰囲気は出ると思います。読める読めないでいうと今もどうせ読めないし、ちょいちょい間違ってるぽい。謝聞天がショウカンテンになってたりする(ローマ字表記するとXIE WENTIAN になるらしい。他のキャラが中国語読みなのにここだけ日本語読みぽくなってるのもおかしいし、たぶん聞と間を間違えてる)

カレンダーが二十四節気になってたり作物が中華風なのはこのゲームならではだと思うので、こういうところは体験としてよかったです。中華料理作るのも楽しい。料理のミニゲームはまずまずいいんですが、宿屋の厨房より門派の厨房のほうが広くなってる分時間制限が厳しくなってるのに、同じ制限時間内に調理することを課されるところはちょっと理不尽なのでやめてほしい。

鉱石類全般手に入りにくすぎ、石は大量に要求されるけどダンジョンに掘りに行くのはだるく、一日でやることも多く、ダンジョンだけ潜ってるわけにもいかず、みたいな感じでうまくサイクルの中に組み込みづらい。一個石掘って2個ドロップ、では割にあわなさすぎる。一方で木はでかい木を切ると一度に12個とれるので、木くらい気軽に手に入ればいいのになという。木は森にいけば掘れるけど、石はダンジョンにいかないとないっていうのもある。

ダンジョンはブラウザでプレイできるMMOくらいの手触りで、正直あんまりおもしろくはない。一応ちゃんとレベル上げて楽になるところは体験できるんだけど、アップグレードしないヴァンパイアサバイバーみたいな感じなのでゲームプレイにあんまりメリハリがない。スキル強化するのに異常に大量に金を要求される。ダンジョンの難度が上がってももらえるアイテムの売値は変わらない。こういうところはあんまりスケールしないので見直してほしい。

悪いところばかり書いてしまったが、中華ファンタジー世界で牧場物語ができるのは楽しいので、今後のアップデートで改善したらいいですね。

こちらからは以上です。