ウイポ10

ウイニングポスト10、とりあえず大型アップデートが入る前の4月~5月の間に、周回データ作ったり確立の雰囲気を確かめるために、最後の架空スーパーホースが引退するまでくらいの期間オート進行で流しプレイをしたりしていました。2035年の状況がこんな感じ。

滅亡状況はおおよそそうなるだろうなというか、トムフールがまだ滅んでないのがむしろすごいですね。あとこれは9の2022からだった気がしますが、オーエンテューダー系が Toylsome のおかげで生き残りやすくなってます。特に今作は繁殖専用でなく競走馬として収録されているので、保護するときもレッドカドー以外に選択肢が増えた感じですね。

今作からアクラメーションが自動確立するようになりました。実際ダークエンジェルが短距離の種牡馬として大活躍してますし、子孫馬が収録されれば当然ではあります。どうやっても無系ではありますが、トライマイベスト→ラストタイクーンと確立するときに、アクラメーション確立のタイミングでトライマイベストノーザンダンサー系から分離します。ラストタイクーンサトノクラウンから先に繋いでいけるので確立する意義がありますし、そうなったときにノーザンダンサーから分離できているとまあちょっと嬉しかったりするのかなと思います。といってもこれが確立する頃にはサドラーズウェルズ、ダンジグ、ストームキャットはいずれも親系統になっているはずですし、残るノーザンダンサー系は勢いがあるのはヌレイエフくらい。キングカメハメハの孫世代ともなるともう機を逸したなという感じは否めないです。かといって支援して時期を早めるほどでもないし……という感じがします。

イントゥミスチーフも自動確立するようになったみたいです。フランケルも何もしないまま確立したので、自動で確立することもあるかなくらいに考えてよさそうです。あとロードカナロアがこの年末にほぼ確立するという状態です。国内けっこう荒らしても引退間際には確立直前くらいまではいくという感じみたいなので、サートゥルナーリアとかパンサラッサあたりの産駒を走らせればおおよそ確立するんじゃないでしょうか。

自家生産馬はというと、

こういうよくわからん馬が走ってます。マルゼンスキー直仔のユウショウエデンという馬が系統確立しないまでもサイアーラインを繋いだほか、母父としてやたら強い影響力を持っていて、このユウショウザイオンも父母父、母母父にユウショウエデンがいます。ユウショウエデンの3×3ですね。このユウショウエデンのクロスの馬がやたら活躍してる。

理由は簡単でして、

今作から通常のインブリードよりも危険度を抑えつつ爆発力が出せる母系インブリードとかいうクッソ強い配合理論が追加された結果、両親の母内にスピード因子を持つ種牡馬が共通する組み合わせで活躍馬が出やすくなってます。

というわけで今作は母方の血のクロスがとりわけ重要になっていて、いかにして母方にスピード因子を持たせるかが鍵になってきます。4代祖先の血の重要性が過去作に比べて高まったというか、今作は4代にスピード因子をガン積みして母系インブリード4本で爆発力を稼ぐのが簡単で強いです。3代はこれまでのようにサブパラを安定させるために因子活性を狙える組み合わせがいいと思うんで、4代はスピード、3代まではサブパラを重視した因子構成が理想になりそうです。

ちなみに父ユウショウタイシンの三代母ゲズンドハイトは菊花賞ノースガストの母ですが、その五代母がセントライトの母フリッパンシーというちょっとロマンのある血統になっています。フリッパンシーの血を引く馬はこのほかにはゴールドウェイの二代母ムツミコウギョウとテュデナムキングの母のヨシカネくらいしか収録されてないので、このあたりから繋いでいかないと無理ですね。なお牝系確立できるほどは繁栄しなくてもう途絶えてるっぽいです。


というのを踏まえてというわけでもなく、一周目かるく流して二周目の本プレイに入っていきたいんですが、本プレイにあたってはテーマを決めて遊びたいと思っています。

で、今回のテーマはというと、ズバリ「和製アレグレッタ」。

アレグレッタは言うまでもなくドイツが生み出した超名牝。アーバンシーキングズベストの母であり、ガリレオシーザスターズの二代母であり、トルカータータッソの四代母。全妹にはアドラーフルークの三代母アリヤがいます。昨今の凱旋門賞を見ていると必ず血統表のどこかにいる、そんな超絶大な影響を欧州競馬にもたらした繁殖牝馬がアレグレッタ。アレグレッタはドイツの馬産の集大成とも言える馬で、 Alchimist と Aster という二頭のドイツ馬のクロスをそれぞれ持っています。Alchimist も Aster も 牝系祖先を辿ると Alveole に行き着きます、つまり深いところで Alveole のクロスが生じています。いわば Alveole についての系統繁殖を繰り返して生まれたのがアレグレッタというわけです。で、Alchimist と Aster はそれぞれ深いところにセントサイモンの多重クロスを持っています。セントサイモンの爆発的流行を考えれば、セントサイモンのクロスを持つ馬がいることは不思議ではないですが、だとして Aster のダークロナルド×セントサイモン×Morganette の相似クロスというのはかなり攻めています。言ってみれば50%同血ですからね。そんな Aster についての戻し交配をしたのがアレグレッタなんですが、そこから英ダービー凱旋門賞を勝つ馬が多数出たのは全く偶然ではなく、ドイツ馬産が積み上げてきたものの結実であるとも過言ではないと思います。

そんな馬を日本の戦前からの血を使って築き上げてみたい。古来の血統を底力として近代の血に活力を与えるような、そんな繁殖をウイポでやっていこうと思います。

プレイングとしては縛りプレイとか攻略プレイとかっていうよりは、ウイポで架空競馬史やってみたよ的な、どちらかというと脚本付きのリプレイみたいな感じを目指してやっていこうかなと思ってます。おもろそうな感じになったらプレイリポートあげたりするかもしれない。

今回はここまで。